
火事があった時、金庫は大丈夫なのでしょうか?
すぐに持ち出せるものでもないので、金庫の耐火性能は気になりますよね。
金庫には、何時間まで耐えるのかという試験があり、時間によってランクが分けられています。もちろん長い時間耐えられるものは安全性が高く、金庫の金額も上がります。
しかし、6時間以上耐えられる金庫は少ないと言われています。
金庫の耐火性能のテストは、火事に合った時の内部の温度で定められています。一般紙用は177℃以下、磁気テープ用は66℃以下、フロッピーディスク用は52℃以下を保たなければならないとされています。
どのくらいの時間、高温に耐えられるのでしょう。
耐火時間が30分で温度は843℃、1時間で927℃、2時間で1,010℃、3時間で1,052℃、4時間1,093℃で、かなり高温でも耐えてくれます。
過去の事例だと、火事でダイヤルなどは溶けてしまっても、中身の重要書類やパスポートなどはそのままだったといいます。日本の耐火金庫の性能は本当に優秀だということが分かります。
耐火性能の高い金庫を選ぶと、金額もあがっていくので自分の予算に合った金庫を選ぶことをお勧めします。